花崎流家元 花崎杜季女 - はなさき ときじょ - Tokijyo Hanasaki

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「観舞」へのお誘い - Viewing  Jiutamai

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見えないものを見る。

Dancer gestures reduced to a bare minimum.

地唄舞は、まず江戸時代に子女の嗜みとして発展しました。

鑑賞場所も座敷ですから、鑑賞者と演者の距離が大変近い芸術です。そのため、足の運び、指先の動き、息遣いなど、繊細な表現が必要とされます。

また、座敷そのままの空間で舞うことが基本です。燭台一対(左右に1本ずつ)を置き、燭台の内側が舞手の世界、外側が観客の世界となります。所謂舞台装置はなく、障子、襖、屏風が背景として使われることが多く、自然の景色がそのまま使われる場合もあります。演奏の音楽も、基本は三味線と唄だけで、一人の演奏者の弾き語りとなります。

このような簡素化された芸術ですから、鑑賞者の皆様にも「見えないものを見てください。」とご協力頂かなければなりません。舞手の思いと、鑑賞者の方の、人生観、感性が絡み合い出来上がる世界なのです。

ただ、現在は、舞台芸術としての道も歩み始め、この場合は、舞手が、白塗り、鬘等扮装するだけでなく、背景、演奏もその雰囲気に合ったようにしつらえます。

他のジャンルの芸術家との交流で新しい形も生まれています。

ただどのような状況においても、基本精神、身体だけは変わることがありませんし、変わってはいけないと考えます。

「地唄舞」は、一度だけではなかなかよく解らないという感想があるのも事実です。でも、もしよくわからないけれど何か惹かれると思われたら、是非、数回、鑑賞に足をお運びください。何かが心に響いてくるかもしれません。皆さまの心に届くことを期待して。

Jiutamai consists chiefly of floor-level circular movements and eschews any kind of jumping or leaping. In this sense it is closest of all forms of Japanese dance to the original meaning of mai(mai means to circle or turn without leaving the ground). It is even more subdued than the restrained yet power filled dance of Noh. In part this is because it`s performers are women, but a more basic reason is that the dancers themselves consciously developed the form in that direction.

Jiutamai does not try to express feeling with direct realism, however. Quite the reverse, the dancer uses all her power to suppress it. She moves quietly, almost as though has happened, with no jumping or leaping or quick changes of pace, her gestures reduced to a bare minimum.

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