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花崎流とは

凛とした潔さ。柔らかな中にある鋭さ。
削がれた中にある美。

花崎杜季女が2003年に創流。

昭和の名人神崎ひで師、閑崎ひで女師の芸を受け継ぎ、「東京の地唄舞」を自負する流派です。東京の地唄舞といっても解りにくいと思いますが、関西弁と江戸弁の違いを思ってください。言葉での説明は難しいですが、感覚的にはお解りいただけるのではないでしょうか。

特徴を挙げますと、江戸の粋という言葉がありますように、凛とした潔さ。柔らかな中にある鋭さ。削がれた中にある美。といえましょう。

舞ぶりは、一歩引いた視線を持つ、生なましくない姿を、あるべき体としています。「あまりこれ見よがしではなく、人にやさしく接するかに思える行き方のよさが出れば、十分に一つのカラーとなるのではなかろうか」と創流の会のときに龍居竹之介氏が評してくださったことは、大きな理念の支柱となっています。